いきなりキャリパーが外れた状態から始まります(笑.
フルード抜いて、バンジョーはずせばOKなので.
キャリパーはずしたら、バケツにお湯を張って、
台所用中性洗剤と真鍮ブラシで回りを一気にきれいにします.
このとき、ピストンホールには真鍮で触れないように注意しましょう.
傷がついたらフルードが漏れ出すかもしれません.
外観がきれいになったら、歯ブラシを使ってオイルシール、
ダストシールをはめ込む溝をきれいきれいします.
洗い終わったら,ドライヤーで冷風を当てて乾かします.
こちら側はグリスが溜まっているので綿棒などで念入りにふき取っておきます.
乾いたらキャリパー側は終了.
次はピストンです.
コイツも熱湯と洗剤、そして歯ブラシでごしごしします.
フルード漏れを起こすので,傷をつけないように注意しましょう.
どうしても落ちない汚れは,耐水ペーパーで磨きをかけます.
縦方向ではなく円周方向に磨くようにします.
こちらも、終わったらドライヤー等で乾かしましょう.
ブレーキフルードは水分に弱いので完全に乾いてから, 次の作業に移りましょう.
(完全を期するために一晩放置するほうが良いと思います.)
いよいよオイルシール、ダストシールを溝にはめ込みます.
この時、オイルシールには傷をつけないように
細心の注意を払ってください.
シール類をはめたら,ピストンを押し込みます.
シール内側には,ピストンのすべりを良くして入れやすくするために,
シリコングリスを塗ります.
ピストンを押し込んだとき,
ダストシール上部に残ったグリスはふき取っておきましょう.
ダストを呼び込んでしまいます.
こんなにキレイになりました!
最後にブレーキラインに装着し,ブレーキレバー握ってピストン出して
ピストンにシリコングリス塗って、指で押し込めて...
を繰り返します.
ピストンの出方がそろっていたらグリスは塗らないほうが良いでしょう.
逆にダストを呼び込んでしまいますから.