ブレーキフルード交換

はじめに

ブレーキフルードは、 ブレーキング時の熱や空気中の水分により劣化が進む.
一度開封してしまえば、新品であっても水分に触れて劣化が進んでしまい 廃棄しなければならなくなるので, 5000kmまたは半年に1回くらいは、交換しよう.

必要なもの

作業

まずはフロント側から.
マスター側のタンクを開ける.
フルードは腐食性が強く塗装を侵すので, ガンガンにウエスを使ってこぼさないように注意.
写真は少なすぎる悪い例.

こんな感じでブリーダーボルトにホースを差し込みます.
ブレンボは11mmらしい.
10mmか12mmか、どこかのメーカで出してくれないかな?

レバーを握って圧力をかけたら、ボルトを緩める.
そうすると、写真のようにフルードが出てきます.
押しきったら、ボルトを締める.
(ボルトを締めないとせっかく出てきたフルードが戻ってしまいます)
これを永遠と繰り返します.
タンクが空になりかけたら、完全に空になる前に新しいフルードを足してくださ い.
これによってエア抜きの手間を避けることができます.

タンクへの補充を3回くらいやったら、入れ替わったと考えてよいでしょう.
ボルトをきっちり締めて、タンクに蓋をして終了です.

次は後輪ブレーキです.
タンクは右側サイドカウルの中に隠れています.

フロントと同様に, 緩め/締めを繰り返してください.
ボルトが上を向いているので、へたくそにやると写真のようにハゲハゲになりま す(泣
タンク3回補充くらいしましょう.

最後に

一応エア抜きの必要がない手順を示しましたが, 念のためブレーキの効きを確認してください.