社外マフラーへの交換

はじめに

転倒して傷ついてしまった愛車のマフラー.
排気漏れはしていないようだが, ベコベコに凹んでおりカッコ悪い.
純正新品は既に在庫無し. どうせ交換するなら, 社外マフラーというものを試してみよう,
そう思ってヤフオクにてOVER RACINGを2万6千円くらいで落札し た.




必要なもの

作業

まず, 最初にエキパイを固定しているナットを外す(10mmソケット).
固定は、エンジン側からネジ部が出ており, ナットでエキパイが抑えられていることに注意.
エンジン部なのでなめてしまうと痛い出費を伴うことになる.
一説には, あらかじめエンジンを回して暖めておくと, 回りやすくなるとかならないとか.
自分は作業場に来るのに10分くらいエンジンを回した感じでした.
完全に外しても, エンジン側からのボルトにより ひっかかっているので落ちないはず.

次にサイレンサーをステップに固定しているボルトを外す.
外すときは気持ち後ろにひっぱり気味でないと、 エキパイ側がボルトから外れて落ちてしまう.
足を下にいれつつつ落下させないように細心の注意を払って外すようにする.

エキパイが外れたところ.
汚れでドロドロΣ(゜д゜;;)
パーツクリーナが手元にあったら洗いたかった・・・
それにしてもカーボンの付着がすごいですね.

マフラーを外したところ.
すっきりしてますねー.センターアップみたい?

ガスケットをシリコンガスケットでエキパイにはっておきます.
エンジンオイルで密着させてもいいかもしれません.
今回使用するマフラーは, 集合部とサイレンサーが分離式なので, まずエキパイをゆるく固定し, その後サイレンサーをつけ, 全体を固定, という手順で行います.
実は、エキパイを固定するフリンジの穴の位置がエンジン側のボルトの位置と 微妙に(1mmほど)ずれていて,フリンジがはまらずに焦りました.
エンジン側のボルト間隔を測ってみたところ, 数mm程度のバラツキがあり, ボルト側をプライヤーで挟んで微妙に間隔を狭めることで対応しました.

完成です.
純正より径が細くて、見た目の迫力にかけるかな.
少しは軽くなったと思います.

最後に

マフラー交換なんて、騒音公害を撒き散らす馬鹿がやることだと思っていたので, まさか自分が交換することになるとは思わなかった.
バッフルを取り付けるなど,なるべく公害を撒き散らさないように 大人としての節度を守って楽しいバイクライフを送っていきたい.
そういった工夫も載せることができれば、と思う.
サウンドサンプル( 純正 /社外)

追記

騒音対策にオートマジックのインナーバッフルを買ってみた.
エキパイの内径が42くらいだったので、ワンオフ品だ.
音量は、ほんとうにわずかに減少したがdB単位での 音量削減はできていないだろう.
ただ, 低速トルクがかなり回復したので, Uターンでの不安がだいぶなくなった.
上まで回したときの変化は今後の楽しみである.
サウンドサンプル( 装着前 /装着後)

追記2(2007/3/17)

サイレンサーをOverの汎用リペアに交換した.
(最近はスプリングが標準のようで、 バンドで巻くタイプではなかったので,若干苦労したが)
純正のエンドバッフル(内径28.6mm)もあわせて購入したがそれでもうるさかったため, Nプロジェクト汎用エンドバッフル(外形48.5mm, 内径18mm)に交換, さらに以前のインナーバッフルも装着してある.
アイドル時には前に座る自分には排気音が聞こえないくらい (エンジン音はうるさいが)の音量になった.
まだレッドまで回していないが, 14,000rpmまでは以前に比べて気持ちよく吹けあがり,サウンドも滑らかで心地よい.