ラジエータキャップ交換

はじめに

中央道を走行中.水温系が点灯した.
あれ、なんだ?と思い, 油温計を見ると83度と見たこと無い数字.
そして, ラジエータ液のリザーバータンクから オーバーフローし, 液パイに垂れて白煙モウモウ.
後ろの車には迷惑をかけた.焦ったことだろう.
路肩に止め, 温度が下がるまで待つ.
少し温度が下がってから上野原ICで降り、コンビニで水を購入.
水を足しておく.
この状態では周遊楽しめないし、迷惑をかけうるので、下道で帰ることにした.

必要なもの

作業

まずはファンの作動を確認します.
走行しないで15分くらい放置しファンが回転するかどうか.
アイドルだと充電されないので, 2000回転くらいにアイドルスクリューをあわせます.
油温で84度くらいの時にファンが回転し始めました.

次に車体左側,オイルポンプを下から覗き込んだ所にある点検孔をチェックします.
ここは、ラジエータポンプとオイルポンプがあり、 メカニカルシールからラジエータ液やオイルが漏れ出すと, 点検孔から出てくる仕組みになっているのだと想像します.
イマイチ構造が分かっていないので,分解したときにでもチェックしておきます.

タンクを外すと右上にラジエータキャップがあります.

まずはウォーターポンプの作動を確かめます.
キャップをあけたままわずかに500回転ほどアクセルをひねります.
このとき,水面が上昇下降してくれればポンプは動作していると考えて 良いでしょう.
結構上昇してきますので、異常なく満タンである場合はやらないほうが良いと思います.

つぎにリザーバータンクを覗き込みます.
オイルの混入.異常物の沈殿がないか確認します.
私の場合は、若干ススっぽいものが浮いており, 燃焼室のガスケットが緩んでいる可能性が考えられました.
が、オイル量は増えていないし,白濁しているわけでもないので, 今回は大丈夫であると判断.

最後にキャップを交換して終わりです.

最後に

触ってみると,たしかに古いほうはバネが弱くなっているように感じました.
また,パッキンも跡がついているため, ここから圧が漏れ出すことも考えられます.
中古で購入して2年.いつから交換していないのか分かりませんが, いずれにせよ中古で購入したら即交換して良いような部品ではないかと思いました.
チェーンやスプロケに比べれば全然安いですし.
また, 何か変化があったら追加していこうと思います.