タンクキャップ分解

はじめに

タンクキャップには, ガソリンを流した分だけエアを大気から補充する役目や, 雨水をタンク内に入れずに排出する経路に導く役目, 転倒したときにガソリンが漏れないようにするといった重要な役割がある. めったにいじることはないが, たまにあけてみて構造を観察するのも面白い.

必要なもの

作業

タンクキャップが外れたところです.
ヒンジの部分の2つのプラスネジを外せば簡単に取ることが出来ます.
ネジを外すときは給油口にガムテープを貼って、 ネジを落とさないようにしましょう.

上の2つのネジを外すと、上下に分離します.
ゴムパッキンの向きをよく注意して見ておいてください.
大径側が上、小径側が筒の中に入り込む形です.
私は、ここでかなりの時間迷って, 試行錯誤しているうちに 後述のバネ2個なくしました<−阿呆

もう一方の側をよく観察します.
中央2つのでっぱりは、キーシリンダとベントバルブです.
その周囲にリングがありますが、タンクのふちにシールを密着させるためのもの.
この下に5個のスプリングがあります.
慎重に作業します.

キーシリンダも外したところ

キーシリンダ上側は、このように迷路のようになっています.
これでエアを通しながら水を通さないようにしているのでしょうか.

おわりに

とりあえず、キーの周りは軽くなった.
というだけだ.
なくしたバネは、近所のドイトで買ってきたスプリングを切ることで補充した.

参考

http://masterxl.web.infoseek.co.jp/ZZR/tank%20cap/tank%20cap.html